今夜は朝までアトリエで絵を描いた。アトリエはもう、とんでもなく寒い、ほんとうに凍死しちゃうかと思うくらい寒い。そりゃーもう、鼻息が白くなって、まぶたが凍っているような感じで、手はかじかみ、からだがきしむような寒さ。そういうわけで夜はストーブをつけて制作し、朝灯油がなくなったから帰ってきた。ストーブがきれた瞬間からぎゅんぎゅんすごいスピードで寒くなっていったから、すぐに帰ろうと思ったんだけど、車の窓ガラスがかちこちに凍っていて真っ白で磨りガラスみたいだったのでしばらく待つ。氷をワイパーでどけようとおもったけど、かき氷みたいになる。エアコンを最高のあったかさの最高の強さでワイパーもすごくはやく動かして、じーっとガラスを見てた。氷の奥の空が明るくなっていくのを見てた。