去年の九月にJが拾ってきた、ヒラタクワガタのヒラタさん。
みんな仲間たちは冬眠した頃なのに勘違いか出遅れたのか何か知らないけど、
おなかを空かせてテクテク道路を歩いていたらしい。
昆虫用のゼリーを与え、部屋を作ってあげたら、すぐに冬眠した。
わたしは虫が大の苦手で、可愛いと言われるような、てんとう虫でも
蝶々でも、ぞーっとする。
そんなこんなだから、Jが「拾ってきた」と言った時も、意地悪な母親みたいに
「うちでは飼えません、捨ててらっしゃい!」なんて言って怒った。
だけど今では、ハナちゃんがプラスチックの家を覗いたら
「可愛いでしょ、ヒラタさんっていう名前だよ」と教えてあげるし、
おなかすかせてべろを出したら、「はいはい、今ゼリーあげますね」だし
冬眠したら「ちゃんと夏には元気で起きてきてねー」でした。
そんなヒラタさん、今日、冬眠から覚めました。
元気な姿を見れたのがとても嬉しかった。
ヒラタクワガタは足の付け根が金色で、とても綺麗です。
とくにうちの子は可愛いと思う。
(ネットで見るどのヒラタクワガタも可愛くない)