ネコちゃんは愛されたい病。もっと私を見て病。
私の家に住むネコという猫は家の側の駐車場で死にかけていた。
その駐車場には5匹くらいの同じ顔の猫達が倒れていたんだけど
みんな怪我をしていた。
足が折れた子猫 目が潰れた子猫 みんな体のどこかがおかしい。
これはまさか虐待。。。
「なんてこと!」
そっと近づいたけど、人間なんか大嫌いであろう猫達は
足を引きづり フラフラしながら 逃げていった。
そんな中ネコちゃんだけは逃げる体力もなかったらしく
近づく私に怯えた目で威嚇していた
元気になるまで一緒に暮らそうと考え、名前をつけると別れがつらいという理由で
「ネコ」と呼んで、看病した。
(その名前のまま定着 そのまま我が家に住みつくことになる)
虐待猫の為、人間の事なんてちっとも信用していなくて
少しの物音にも殴られると思い首をすくめるネコ
不憫でたくさん優しくたくさん撫でてたくさん甘やかした
そのせいか そのおかげで
今ではデブの卑屈のおっとりした歪んだ性格の甘えん坊の愛されたい病になりました
人間が大好きです。