きのうは弟の誕生日だった。たとえば今60の両親がいてたとえば年末年始の時期に実家に帰るとしてそれはだいたい一年で3日であるとして寝ている時なんか(一緒の空間にいても1人でいることってけっこう多いよね)をのぞいたとして、両親が平均寿命まで生きる、同じことを言い方をかえて平均寿命で死ぬ、と言ってもいいけど、まあ、そうしたら、あなたはあと一週間だったか10日だったかしか両親と過ごせませんというコラムだかニュースだかエッセイだったかなんかを、いつだったか、たしかミクシーニュースで読んだ。それでもそう短絡的に両親と一緒に暮らしたいという考えには至らんけど、自分と離れたところに元気でいつまでも暮らしていてくれたらなとは思う。きのうは弟が誕生日だった。いくつになったかわからない。来月わたしは28になる。ギョギョ
だいたいや、いつだったかや、たしか、が多くてまったく説得力がない。しかし記憶というのはそういうものでできているなとおもう。事実を時系列にならべてもほんとうからずるずる離れていくだけかもしれない。