わしずとアフリカ料理を食べに行ってきた。
私はワニの柄の服(ラコステ不可)わしずはダチョウの柄の服を着る予定がそんな服は見つからず、わしずはキリン柄、私は恐竜柄の服になった。
駅で待ち合わせをするが、なかなか店の場所がわからない。
と、駅に黒人の男の人がいて、わしずは
「あいつ、ぜってー、しってるよ」
「ってか、ぜってー、てんいんだし」と言った。
でもその人は大きいし黒いから2人ともびびってなかなか声をかけられない。そのうち彼はバイクに乗ってどこかに行ってしまった。
ということでタクシーで行くことに。
店には黒人の男の人がいたけど、さっきの人じゃなかった。
よく似ているけど、違うことはわかった。
わしずは「、、てんいんじゃなかった」と呟いた。
で、ダチョウの刺身を食べた。おいしかったが、ダチョウ!という感じがしなかった。とはいえ、どんな感じがダチョウ!という感じかはうまく言えない。馬刺によく似ていた。というか、ほとんど馬刺だった。彼が(店員の黒人)馬刺を持ってきて、「コレガ、ダチョウダヨ」と言ったら私たちはすっかりその気になるんだろうし、ああ、私たちったらほんとうにあのアフリカを走り回ってたダチョウを食べたのか。
ダチョウは空輸?とわしずが聞いた。
わたしは適当に「動物園」と答えた。
あとはいろいろだけど、ンジャメナ、テロコッポリ!(仮名)みたいな、訳のわからない名前のもの。店員の黒人さんが「これ、なんていうか、いいかんじだよ」とか言って薦めてきたのは、やっぱりおすすめなだけあって美味しかった。
食後に「どうだった?デザートどう?」と聞くから、おなかがいっぱいの私たちは、「じゃあ、何かさっぱりしたものを」と言う。
「OK!チーズのアイスクリームね!」そう言って彼は奥に引っ込み、チーズのアイスクリームを持って出てきた。それはなんというか超こってりだった。でもわしずは「うまい!好きな味だ!」と散々食べたのにそれもほとんど1人で食べた。
会計の時に「あー今からラブソングをきかせてあげるのにー」と黒人が残念そうだったので、私もなんだか残念な気持ちになった。また行こうと思う。今度はラブソングを聴こうと思う。ちゃんとダチョウ柄の洋服で行こうと思う。