部屋の中に生活感があって、見えているものを書き写すと
30円くらいだった偽コカコーラの空き缶。ハーブのはいった塩、
髪をまとめるくろいゴム。ヘチマコロンに豆乳の乳液。ねこじゃらし。
猫二匹。タオルケット。抱き枕(薄い水色にほんの少し灰色を混ぜたような色)
つばめの柄のお徳用マッチ、SELFITと言ういつ買ったか覚えていないほお紅。
ハナのお気に入りで捨てるに捨てれない小さめのダンボール箱(これは捨てたい)
おーいお茶の2リットルのペットボトル×2(カラ)
そういうもの全てが、どちらかというと、べつに特別なものではないけれど、
まあ、本当にどちらかというと。お気に入りで、猫二匹はもちろんのこと。
くちゃくちゃのものたちも、ゴミも、出鱈目な配置もお気に入りで、
なんとなく、そんな感じがする。でも綺麗な部屋のほうがもちろん好きか。
片付いた部屋の方が好き。そこには知性があるからか。
でもべつに、くちゃくちゃも、だらだらした会話みたいで、緩くて、別に。
嫌いじゃないのね、ほんと。部屋の掃除をしない言い訳なのか、何なのか。まあね。